廃車してもらおう

廃車してもらおう

クルマというのは、単なる“走る鉄のかたまり”という訳ではありません。 そこには多くの思い出や、様々な記憶が宿っていて、一方では自分や大切な人の生命を預けている、 言わば「相棒」でもあるとも言えるのです。

クルマを通勤で使っているのであれば、日々移り行く町並みの光景を毎日一緒に見て来たことでしょうし、時には会社に遅れそうになってイライラして乱暴な運転をしクルマに負担をかけたと反省することもあるでしょう。 休日にはクルマの外や中を掃除したり手入れを行なったりして、まるで我が子のように可愛がったかも知れません。

また、大切な人、大切な家族と共に出かけた時には、楽しい時間の共有空間として大事な場所になったはずです。 楽しいばかりではなく、クルマの中でケンカをしたり仲直りをしたりということも少なからずあったでしょう。

しかし、どうしてもクルマそのものは消耗品であり、年数が経つに連れて劣化してくる物です。 買い替えるということで、次のオーナーに中古車として行くアテがあれば、元気で頑張れよと送り出すことも出来るかも知れませんが、 たとえ新車を購入し長く付き合っていた相棒であっても、いつかはクルマとしての使命を終えなければならない時がやって来ます。

長く乗って来たクルマであればあるほど、その別れは寂しいものです。 人との別れとは比べものにならないでしょうが、想い入れがあるほど、もう解体される運命にあるクルマを手放すのはちょっと切なかったりします。

でも、そんなクルマでも、また形を変えて別のクルマの一部として活躍できます。 特に、廃車買取を專門にしているお店であれば、廃車となるクルマをより有効に活用してくれることでしょう。

そもそも資源が少ない日本においては、クルマ1台1台が大変貴重な資源の山です。 最近では鉄の価格は下落傾向にあって、クルマの多くの部分を構成している鉄としての流通価値は下がっているようですが、それ以外にも他のクルマ、新しいクルマに使われるべき部分はたくさんあります。

長年連れ添った相棒との別れは、何とも言えない心情となり兼ねません。 しかし人間とは違って次の人生と言うか“車生”を送ることが出来るのもまたクルマの特徴でもあります。 廃車、解体とするならば、信頼のおけるお店、業者に依頼をして、第二、第三の車生で活躍できるように願うばかりです。